ごあいさつ GREETING

千年先も変わらぬ想い「一人ひとりを大切に」を合言葉に幼児教育・保育の提供に努めております。「明るく元気な子 よく考えるかしこい子 こころ豊かで思いやりのある子」を目指す子どもの姿とし、幼稚園生活の中で多くのことを経験できるようカリキュラムの構成を行っております。「幼稚園は子どもが初めて出会う学校です」という言葉があるように、初めて家庭から離れ集団の中で生活をするのが幼稚園です。その中で人と出会い、経験をし、感情をゆすぶられ、人間としての基盤を形成していきます。子どもたちの豊かな育ちのために尽力したいと思っております。

私学を運営する以上私どもには想いがございます。十人十色、子どもたちは一人ひとり咲かせる花の種が違います。幼稚園生活の中で、挑戦することに選択肢がなかった時、その1つに躓いてしまったら自信を失いかねないのです。自己肯定感を失いかねないのです。もちろん苦手なことを克服することも大事なことですが、本園の合言葉「一人ひとりを大切に」を軸とし、一人ひとりの個性を伸ばしていく教育こそが本園の教育です。従って本園では音楽、英語、運動等、何か１つだけに固執したカリキュラム構成を行っておりません。正しくは行わないようにしております。特色のある教育保育の中でご紹介しているように様々なことに挑戦できる機会を設けているのが本園の特徴です。ある意味では何にも特化しない、極めることのできない幼稚園だと思われるかもしれません。極めれば極めるほどクオリティを求め、子どもの越えなければいけないハードルも少しずつ上がってしまいがちです。「やらなければならないから取り組む」ということは単なる作業に過ぎません。その作業から何が育つのでしょうか。

たくさんの選択肢がある幼稚園生活の中で子どもたちが色々なことに興味関心を持ち、心惹かれたものに主体的に取り組み、達成感を味わうことができたのなら、それは子どもたちの自信に繋がります。その自信は挑戦することを恐れない子どもへ成長する心の糧となるでしょう。自信は子どもたち自身が将来の選択を狭めない事、自らの人生を豊かにすることにも繋がるのです。目の前の結果ではなく子どもたちの人生を通して個性豊かな花が開いた時こそが私たちにとってのゴールです。幼児期にしかできないこと、幼児期だからこそ必要なこと、幼稚園だからできること、千年幼稚園にしかできない教育がこの学び舎にはあります。幼児教育はすぐに結果が返ってくるものではありませんが、教育という名の水と愛という名の肥料で将来子どもたちが色とりどりの花を咲かせてくれることを願っております。

理念・教育方針 PHILOSOPHY

〜目指す子どもの姿〜

3本柱を立て、遊びを通して生きる力を育めるよう努めております。

五感をいっぱいに使って、季節の香り、陽の光の温かさ、どろんこの感触、虫の鳴き声、花の蜜の甘さを感じてほしい。ちょっとした不思議に巡り合ったときに「どうして？」、答えが降ってきたときに「なるほど」と思う感性を大切にしてほしい。そんな気持ちを大人は忘れてしまったことすら気づかなくなるのです。不思議を不思議と思える心、当たり前が当たり前じゃないと思える気持ちを忘れぬよう、私ども千年幼稚園の教職員は常に子どもの目線に立ち、子どもたちと一緒にたくさんの感情を共有したいと思っております。「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」というロバート・フルガムの言葉があるように人間としての基盤を形成し、生きる力を培うことができる教育機関は幼児期の学び舎である、まさに幼稚園だけなのです。

創立経緯・歴史 HISTORY

創始者 初代理事長 永吉 徹郎は、長年 幼稚園・小・中学校PTA活動専任、市PTA連合会長などを歴任し教育活動に従事してまいりました。又25年（6期）に渡り鹿児島市議会議員として総務文教行政をはじめ市政各般に参与し、市議会副議長に選任され、さらに社会教育の実践活動も挺身しながら、これからの幼児教育の重要性を痛感し、ここに公教育の行き届かない幼稚園事業を通じて、人間教育基本を確立することに貢献し、かつ地域の人々の交流の場として千年幼稚園を開設いたしました。本園は教育基本法・学校教育法に基づき、教育の公共的な使命を果たすと共に、私立の幼稚園として、「明るく元気な子・よく考える、かしこい子・心豊かで、思いやりのある子」を育てるべく一人ひとりを大切にした教育保育を提供いたします。

概要 OVERVIEW

アクセス ACCESS

園の特徴 FEATURE